新学術領域「新海洋混合学」H30-31年度公募研究募集のお知らせ

日本気象学会会員の皆様

安田@東大大気海洋研です。お世話になっております。

科研費新学術領域

海洋混合学の創設:物質循環・気候・生態系の維持と長周期変動の解明(OMIX)

http://omix.aori.u-tokyo.ac.jp/

平成27年度~平成31年度   領域代表者:安田 一郎

では、H30-H31年度の公募研究を募集しております。

本領域では、鉛直混合・物質循環・生態系の現場観測や鉛直混合の役割を適切に表現できる数値モデルの開発を通じて、北太平洋の鉛直混合の実態・機構とその海洋循環・物質循環・生態系・気候の維持と変動に与える影響を明らかにし、特に、西部北太平洋における鉛直混合分布の実態と中深層水湧昇、栄養塩循環の定量化を通じた高い生物・漁業生産の維持過程、潮汐18.6年周期混合変動を通じた気候・海洋・物資循環・生物生産・水産資源の長周期変動を解明し、海洋混合学を創設することを目標としています。

公募研究として、計画研究を補完し、本領域の目標達成に貢献する研究が期待される。航海やモデルの提供など大きな貢献が期待できる課題については単年度あたり応募上限額500万円、手法提供や解析など比較的小規模な研究については上限額200万円の課題を公募します。

公募の詳細は下記、応募は通常の科研費と同様です。

http://omix.aori.u-tokyo.ac.jp/public-research/

どうぞ奮ってご応募いただきますようお願いいたします。