日本気象学会第29期第1回理事会議事録

日時

1996年6月17日 16時30分〜19時00分

場所

気象庁内東京管区気象台会議室

出席理事

松野,関口,二宮,山岸,廣田,村松,住,新野,田中(博),木田,斎藤, 竹村,笹野,藤部,宇治,田中(浩) 以上16名

出席監事

中村,篠原 以上2名

欠席理事

塩原,窪田,菊地,田中(正),浜田,永田,山下,加藤,中山,高橋,石島   以上11名

その他の出席者

大西第28期庶務担当理事,事務局(島津,松野,舘)

議事

1.仮議長選出

 新理事長選出までの議事進行のため、仮議長に松野第28期理事長を選出.

2.第29期理事長の選出

 定款第14条第2項の規定により審議した結果,松野太郎理事を第29期理事長に選出 .以後は松野理事長が議長を務める.

3.理事長代理の選任

 定款第15条の規定に従い,理事会での議論を参考に,理事長が関口理郎理事を理事長 代理に指名.

4.理事の業務分担について

  以下のように理事の業務分担を決定.欠席理事の分担分については,庶務担当理事が 本人に了解を取った上,最終決定することとする(7月2日までに,塩原,菊池,田中正 ,山下各理事に了解確認済み).( )内は副担当理事. 庶務 :竹村(斎藤) 学会賞推薦 :二宮(菊地) 会計 :斎藤(竹村) 藤原賞推薦 :田中正 総合計画 :木田(関口,二宮,住, 奨励金・各賞 :山岸(山下)        田中博,笹野)   堀内基金賞 :田中浩(笹野) 天気編集 :関口(新野,藤部)  山本・正野賞 :菊地(廣田) 気象集誌編集:二宮(田中博,塩原)  国際学術交流 :住(山岸) 研究ノート :村松(塩原)  教育と普及 :永田(山下) 講演企画 :住(田中博,藤部) 電子媒体利用計画:田中博(新野,塩原)  なお,藤原賞推薦委員会の副担当理事については,当該委員会委員の内の理事から選ぶ こととする.

5.常任理事の選任について

 定款第14条第3項の規定に従い,理事のうちから,互選によって次の13名を常任理 事に決定.  松野,関口,二宮,山岸,村松,住,新野,田中(博),永田,木田,斎藤,塩原,竹 村.  なお,山岸常任理事は1年で藤部理事と交替の予定.

6.評議員・名誉会員の選任について

 評議員の依頼は,幅広い分野と年代の方々に,学会とはやや離れた立場から建設的意見 をお願いするのを目的としている.従来の選任方針は非常に良かったとの認識のもとに, 今期についてもこの方針を引き継ぎ,次回の常任理事会で具体的な検討を行うこととする .  名誉会員についても,次回の総会までに必要な場合には新規に推薦することとする.

7.その他

ア 第29期各委員会の構成について  各業務担当理事(4項参照)は当該委員会の構成について,次回の常任理事会までに原 案を作成しておく.このための参考資料として,事務局から,現在の各委員会のメンバー 一覧表を担当理事に送付する. イ 天気掲載の論文等の英文要旨(アブストラクト)について  国内各学会が発行する和文会誌の要旨の実態調査によると,気象学会以外のほとんどす べてで英文の要旨が必須となっている,ただ,和文の要旨の有無,図説については様々で ある旨,報告された. ウ IAMASオゾンシンポジウムの日本招請について  IAMAS(国際気象大気科学連合)オゾン委員会のオゾンシンポジウム西暦2000 年大会(4年毎に開催)を日本で開催したいとの東大小川教授の招請状に対し,当該委員 会メジ委員長から,本年イタリアで開催されるシンポジウムで検討するため,場所・施設 ・支援形態等についての詳細を連絡してほしいとの回答があった旨,報告された. エ 学会大会の運営方式の改善について  これまで,学会大会の運営方式の改善について,希望者が一律に発表する従来の形態か ら,分科会毎にテーマを定め議論を集中させる形態に変更する方針で検討してきた.担当 理事より,来年春から実施するためには早めに実施案を決定する必要があるとの意見が出 された.改善方向では合意が得られているが,従来形態の発表を希望する会員の発表機会 をどの程度確保すべきかにつき意見が交わされた. オ 会誌(「天気」)の広告掲載料値上げについて  「天気」の広告代理店によると,広告掲載料は現在6.5万円/頁であり,類似の他の学 会会誌と比べて安いので,1万円程度値上げするのが適当との話があった旨,事務局から 紹介があった.値上げによる収支の見通し等の資料が不足であり,次回常任理事会までに 資料をそろえて検討することとなった.

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