2nd International Symposium on the Dome Fuji ice core and related topics

国立極地研究所および北海道大学低温科学研究所では、 共催にて標記のシンポジウムを、2009年11月18日(水)〜 20日(金)に開催します。 詳しい案内および申し込み用のページを以下に開設しましたのでご覧ください。

http://polaris.nipr.ac.jp/~pmg/domefuji/symposium/index.html

第四紀の気候変動史を探る目的で実施をしたドームふじコアの深層掘削が 2007年1月に完了しました。 それから約2年半になる現在、過去72万年の気候変動史の解明を目的に、 各種解析や解釈が進捗しています。 日本国内においては、 国立極地研究所ならびに北海道大学低温科学研究所を中心として、 この南極氷床コア研究にかかるマネジメントがすすめられてきました。 このシンポジウムは、 これまでにすすんだ解析結果や明らかになりつつある成果を集めて議論するとともに、 今後の研究の方向性について議論を深めることを目的とします。 また、諸外国の氷床深層コアプロジェクトの主要な研究者を招待し、 氷床コアにかかる主要なテーマについての講演をしていただく予定です。

シンポジウムへの参加は無料です(懇親会は5,000円)。

なお、11月16日(月)〜20日(金)は、 国立極地研究所では複数の研究集会の開催を予定しておりまして、 日程大枠は以下の予定となっております。 あわせてご参加を検討ください。

11月16日(月)
日本スウェーデントラバース研究集会
(連絡先:国立極地研 藤田 sfujita@nipr.ac.jp)
11月17日(火)-18(水)午前
第32回極域気水圏シンポジウム
11月18日(水)午後-20日(金)
ドームふじ氷床深層コアについての国際シンポジウム

ドームふじコアに関する研究発表は 「ドームふじ氷床深層コアについての国際シンポジウム」 のなかでお願い申し上げます。 遠方から参加・発表希望の方で旅費支給を希望されます場合には、 限りがありますが、 極域気水圏シンポジウムと同様の手続きで対応させていただく予定です。

是非ご参加の検討をされてください。 これを機会に、 これまでの研究成果のつきあわせや研究交流がすすむことを期しております。

コンビーナー
本山秀明、東久美子、藤田秀二、川村賢二(国立極地研究所)
飯塚芳徳、宮本淳(北海道大学低温科学研究所)