日本気象学会関西支部
第44回夏季大学特設ページ



開講に先立ち、気象関係合同進路説明会を開催します。
詳細は上記リンク先をご覧ください。




今年のテーマは
「線状降水帯」です。
上のサムネイルをクリックすると
ポスターの画像(1.20 MB)がダウンロードできます。





【日時】 2023年8月26日(土)13:45〜17:15
【場所】 Zoomによるオンライン開催
【主催】 日本気象学会関西支部
【後援】 大阪管区気象台、日本気象協会関西支社


【講演題目・概要】
「線状降水帯の発生の仕組み」
京都大学 防災研究所 気象・水象災害研究部門 教授 竹見哲也
積乱雲は発達すると自分自身で増殖して集団化していく性質を持っています。周囲の 気象条件によっては、線状に並ぶ積乱雲群が形成され、時には大雨をもたらす線状降水帯を形成します。 こういった線状降水帯が発生する仕組み、どういう気象条件で発生しやすいのか、といったことについて、 最近の事例を紹介しながら、お話ししたいと思います。
 
「大気と海洋の船舶観測が捉えた線状降水帯と"線状の降雪帯"の姿」
三重大学 大学院生物資源学研究科 共生環境学専攻 教授 立花義裕
豪雨や豪雪の水蒸気の源は日本周辺の海ですが、船舶観測はあまり実施されておらず、 未だに謎が多いです。私たちは2022年梅雨期に東シナ海で気球観測と海洋観測を行いました。 2023年冬、京都で大雪が降った時には日本海で線状の降雪帯が発生し、それが近畿地方に流入しました。 そのとき私たちは日本海で線状の降雪帯の観測を行いました。 線状降水(降雪)帯に及ぼす海洋の影響について、観測結果を中心に最新の知見をお話しします。
 
「大アンサンブルシミュレーションによる線状降水帯と洪水の確率予測」
気象研究所 気象観測研究部 第4研究室 室長 川畑拓矢
線状降水帯とは、積乱雲が数時間にわたって次々と同じような場所で発生し、 線状の狭い領域にとどまり、豪雨をもたらす現象です。激しい気象現象のため、 長時間先へは確率的にしか予測出来ないとされています。本講演では、 スーパーコンピュータ「富岳」を用いてどのように線状降水帯の発生と、 さらにこれによって引き起こされる洪水を予測するのか、 ということについてお話しします。
 
 
気象関係合同進路説明会のページはこちら








 
【参加者募集のお知らせ】
 
対象 高校生以上(非会員も参加可)
募集人数 250名(先着順)
受講料 無料
 
《受講希望の方》
 
次のQRコードを読み取ってください。
 
または、下記のフォームより申し込みをお願いします。
申込先 https://forms.gle/ZEWeSwZVzRDpd4as9
 
 
申込期間 6月1日(木)〜7月31日(月)
なお、定員に達した場合には、その時点で申し込みを終了します。
8月1日(火)以降に、接続先Zoomアドレスをメールでお知らせします。



《受講者の方々へのテキスト配布について》
 
テキストは開催に先立ち受講者の方々にあらかじめダウンロードしていただきます。
ダウンロードの方法につきましては、別途ご連絡いたします。



《テキストのみ希望の方》
 
今年度は参加費無料にて行われるため、テキストのみの販売は行いません。
受講されない方によるテキストのダウンロードは気象学会員に限らせていただきますのでご了承ください。
学会員によるダウンロードの方法は後日お知らせいたします。



【問い合わせ先】
大阪管区気象台 気象防災部 地域防災推進課内
夏季大学事務局(土・日及び祝日を除く10〜17時)
Tel. 06-6949-6308 Fax. 06-6944-2121
Email




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