第36回夏季大学「新しい気象学」開講のお知らせ

〜 天気予報最前線 〜

教育と普及委員会

主催: 日本気象学会

後援: 気象庁,日本地学教育学会,(財)気象業務支援センター


 日本気象学会は、最新の気象学の普及を目指して、小・中・高等学校の先生方と気象を学ばれている学生や一般の方を対象とした講座を、毎年夏休みの時期に開催しています。

 今回は、「天気予報」をテーマに取り上げます。天気予報のもととなる数値予報モデルや観測システムは、近年目覚しい発展を遂げています。また、天気予報の自由化や通信網の発達により、気象庁や民間気象会社から様々な天気情報が発信されています。講義ではこれらに直接携わる専門化の皆様をお招きし、最新の情報を紹介していただきます。また、最終日の午後に、希望者を対象とした、気象庁予報官による天気予報実習を行います。

開催日程 平成14年8月8日(木)から8月10日(土)までの3日間

初日9時から受付を開始します

講義会場 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス内 東京大学山上会館 2階
受講料 一般5,500円,教員5,000円,気象学会員・学生4,500円(消費税含む)

参加申込確認後、こちらから郵便口座への振込をお願いします

参加申込方法

 以下に示した必要事項のみ記入して、往復葉書または電子メールにてお申し込みください。受付次第、受講の可否を返信します。

  1. 「夏季大学参加希望」
  2. 住所・氏名
  3. 連絡先(電話番号等、平日日中に連絡がつくこと)
  4. 「天気予報実習」への参加希望の有無
  5. テキストの送付先
  6. その他(学生・教員の方は所属を、気象学会員の方は「気象学会員番号」を明記してください。)

参加申込先

〒100-0004 東京都千代田区大手町1-3-4 気象庁内 日本気象学会事務局

電子メールアドレス:kaki-daigaku@mte.biglobe.ne.jp

申込締切

平成14年7月12日(金)必着 ただし、定員(約100名)に達しましたら締め切らせて頂きます。

テキストと受講票は、受講料の振り込み確認後送付します。

テキストのみ希望される方

葉書に、1.夏季大学テキスト希望 2.必要部数 3.送付先の住所と氏名 を明記し、お申込下さい。テキストと振替用紙をお送りします。代金は1部1,000円(送料込)です。刊行部数が少ないので早めにお申し込み下さい。

講義時間表

日時 講義題目 講師名(所属)
8月8日(木)10:00〜11:30 「全球数値予報モデルと週間天気予報」 松村崇行(気象庁数値予報課)
8月8日(木)13:00〜14:30 「メソ気象予報」 郷田治稔(気象庁数値予報課)
8月8日(木)15:00〜16:30 「メソ気象予報のための観測システム」 石原正仁(気象庁高層気象観測室)
8月9日(金)10:00〜11:30 「最近の防災気象情報」 岡田憲治(気象庁予報課)
8月9日(金)13:00〜14:30 「多チャンネル時代の気象情報」 森田正光((株)ウェザーマップ)
8月9日(金)15:00〜16:30 「『ブロードバンド時代』の天気予報」 高塚哲広((株)ウェザーライン)
8月10日(土)10:00〜11:30 「客観的な天気翻訳技術」 海老原智(気象庁数値予報課)

8月10日(土)13:00から15:00まで、希望者を対象として、気象庁予報課の予報官による「天気予報実習」を行います。

お問い合わせ先

 気象庁内 日本気象学会事務局 Tel.03-3212-8341(内線2546) Fax.03-3216-4401