日本気象学会第30期第6回理事会議事録

日時

 2000年3月22日(水) 15時00分〜16時45分

場所

 気象庁観測部会議室

出席理事

 廣田,二宮,上窪、神沢,木田,澤井,住,関口,田中(博),田中(浩),中村(誠),新野、藤部、藤吉,宮原、山岸 以上16名

その他の出席者

 舘(事務局)

議事

  1. 学会賞選考について
     最近の傾向として学会賞の推薦数が少ないという問題があり、この問題に関して推薦委員会で行われた議論の結果の報告、およびそれに基づく改善のための提案が担当理事からなされた。その後、出席者による議論が行なわれたが、現状の改善のため、とりあえず、秋の学会の折りに第1回の推薦委員会が開催できる程度に学会賞の応募締切りを早めること,事務局から過去に賞を受けた方々に推薦依頼状を送付すること,の2点が決まった。また、6月に役員交代があることから、今期の推薦委員会が学会賞の応募締切りを早めるというアナウンスを行ない、次期推薦委員会にその後の対応を引き継ぐことが確認された。

  2. 2000年度事業計画
      2000年度の事業として,各委員会等からの提案を検討し, 機関誌等の発行,会議等の開催,大会・研究会等の開催,研究業績の表彰,普及活動,対外活動,国際学術交流活動等,基本的に従来のものを継承すること,新規事項として,研究連絡会活動に気象教育研究連絡会を,対外活動にIUGG2003年大会準備参加と第6回国際二酸化炭素会議準備参加を加えることを決定し,総会の承認を求めることになった.

  3. 予算案について
      担当理事より2000年度予算案が示され、この案について検討が行われた。その結果、予算案を理事会として決定し、総会の承認を求めることになった.

  4. 総会成立へ向けた取り組みについて
     定款改訂後初めて開かれる2000年度総会を成立させるためにこれまで行われてきている取り組みについて木田理事より報告がなされた。そして、機関紙「天気」3月号へ掲載予定の記事や今後総会までに予定されている行動日程等について検討が行われ、それらについて必要な改善を行なうこととなった。

  5. 地球環境問題への取り組みについて
     地球環境問題検討会でこれまで行われてきている検討の結果を中間報告としてまとめた資料について、田中(浩)理事より説明がなされた。この資料を第30期第2回評議員会で中間報告として報告し、評議員の方々の意見を伺って今後の活動の参考とすることとなった。

  6. 第31期役員選任について
     理事長より理事候補者選挙当選者からの推薦による役員候補者が報告された。これら推薦による候補者、および選挙において当選した役員候補者を日本気象学会第31期役員として総会に提案することになった。また、選挙において当選した役員候補者のうち、中部地区および沖縄地区の候補者から理事辞退の申し出があり、これが承認された。後任理事を推薦し、総会の承認を求めることになった。

  7. 2000年度日本気象学会総会議案について
     2000年度日本気象学会総会議案として の7つの事項を提案するに決まった。

  8. その他
     理事長より、地球物理学関連学会長・理事長等懇談会について報告が行なわれた。学会長・理事長等懇談会が3/25(土)に開かれる。議題としては、2003年IUGG、地球惑星科学関連学会合同大会などがある。IUGGについては、組織委員会が立ちあがり、今後各学会の対応などが検討課題となる。合同大会については、気象学会としては従来どおりの態度で臨むことを確認した。



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