第34期第12回常任理事会議事録

日 時

会 場

出席者

欠席者

その他の出席者


議 事

  1. 第34期第11回常任理事会議事録の確認
  2. 各委員会からの報告
  3. 庶務

    会計

    天気

    Vol.54 No.7(2007年7月号)の掲載記事と,No.8(同年8月号)予定記事の報告.

    以前に不採用とした原稿の著者から,それと実質的に同じ内容の原稿が繰り返し 投稿されている.編集委員会では掲載可否の判断や著者への回答などにおいて, 科学的立場から適切に対処している.

    気象集誌

    気象研究ノート

    SOLA

    講演企画

    2007年度秋季大会の時間割がほぼ確定.初日に理事長特別講演を予定している. また例年2日目のシンポジウムを初日に行う等,変則的な日程となる見込み.

    2008年度春季大会(横浜)の会場がほぼ確定.公開講演会等の細目を調整する.

    2008年度地球惑星科学連合大会について,連合側のスペシャルセッション受付が 遅れているため,昨年“天気”8月号に掲載した案内の掲載も遅れる見込み.ま たユニオンセッション「北極域の科学」のレギュラーセッション枠への格上げを 申請する.

    総合計画

    公益社団法人への移行に係る検討ワーキンググループの第2回会合を開催.事務 局長が出席した会計講習会の内容や,支部会計の取り扱いについて議論した.ま た日本学術会議が6月に公表した対外報告「学協会の機能強化のために」を受け て開催された特別シンポジウムの論点が報告された.

    公益社団法人への移行に向け,組織の制度設計や会計処理の変更に専門知識が必 要となることから,関連する協会に加盟して支援を受けることが提案され,了承 された.

    教育と普及

    2007年度夏季大学の受講者は79名の見込み.

    第7回サイエンスカフェを7月23日に東京で開催し,約30名が参加.講師は航空 自衛隊航空気象群副指令の道本光一郎氏で,テーマは「雷の謎を追って」.

    地球惑星科学連合の「教育問題検討委員会」委員長に,気象学会から派遣中の畠 山正恒氏が就任.また同委員会の下部組織「教科書問題小委員会」に名越利幸氏 を推薦.

    各賞

    国際学術

    電子情報

    2007年7月の気象学会ホームページのアクセス状況(74,629件).アクセスが再 び前年同月を下回ったが,計測方法に問題がある可能性もあり,引き続き調査す る.

    2007年6月の掲載事項及びメーリングリスト発送についての報告.

    気象研究コンソーシアム



  4. 会員の加入・退会


  5. 2007年度山本・正野論文賞,堀内賞の投票結果について


  6. 2007年度春季大会の決算報告


  7. その他
  8. (1)JST(科学技術振興機構)との「電子アーカイブ図書館利用向け追加 覚書」の締結について
    国立国会図書館を始めとする図書館でアーカイブ資料を閲覧・複写することの許 諾について定めた追加覚書の締結についてJSTから依頼があり,問題ない旨を回 答することとした.

    (2)NII-ELS(電子図書館)コンテンツの機関リポジトリでの利用許可 について
    国立情報学研究所が電子図書館事業で公開している気象集誌等の論文アーカイブ について,著者が所属する大学等が個別に設置する機関リポジトリに登録・公開 することの許諾を一括して行いたいとの依頼があったが,アーカイブ資料自体を 提供することの是非を判断する必要があることから,検討中の旨回答することと した.

    (3)風に関するシンポジウムについて
    今回の幹事である水文・水資源学会が共催19学会に対して実施した,次回以降の 開催体制に係るアンケートの集計結果について確認し,今後,最終的な取りまと めを受けて気象学会としての対応を検討することとなった.

    (4)基本金の運用について
    国債を購入予定だった国際学術交流基金(額面1,004万円;第34期第11回常任理 事会議事録を参照)について,希望に沿う購入対象がなかったため,検討対象を 地方債まで広げるとの説明が板東理事からあり,了承された.

    (5)投稿料免除の取り扱いについて
    SOLAの投稿料免除について議論し,基本的に気象集誌と同じ取り扱いとした.今 後,“天気”の扱いも含めて内規を明文化する.

    (6)地球惑星科学連合との関係について
    第11回常任理事会で問題提起された,連合と関わる活動の在り方に関し,具体的 な情報収集の方策や連合からの働きかけに応じる体制等について理事長を中心に 検討し,次回の常任理事会に提案することとなった.



      平成19年9月10日
       社団法人日本気象学会

         議 長 新野  宏
         署名人 藤谷徳之助
         署名人 多田 英夫





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