第34期第8回理事会議事録

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その他の出席者


 議事に先立ち,新野理事長から,秋季大会を担当した北海道支部に対して感謝 の意が表明された.

議 事

  1. 今後の大会の担当と準備状況について

  2. 第34期第2回評議員会について

  3. 奨励賞推薦過程の見直しについて
  4. 近藤(裕)理事から,奨励賞候補者の推薦基準等の見直しについて以下の試行案 が提案され,了承された.

    1)選考を2段階にして,支部理事を含む全ての選考委員で1次審査を行う.

    2)募集概要が,「細則」に比べ対象を絞り込み過ぎと思われるので,「細則」 に添う形で概要を修正する.

    3)募集に当たっては,本部・支部のホームページに加え,気象予報士会等のネッ トワークも活用する.

    席上,候補者を発掘する仕組みや環境が十分に整備されていないことや,細則の “研究を本務としない”という点の意味合いが以前と変わってきている等の指摘 があった.これらを含め,支部における議論を深めることの重要性を確認した.

  5. 公益法人移行検討ワーキンググループにおける検討結果

  6. 2008年度事務局体制について

  7. 2007年度予算の補正について
  8. 以上の結果,公益会計の収支差額は当初予算と同額で変わらず,収益会計につい ては33,000円から-2,737,000円への減額となった.これらを合わせて,次期繰越 収支差額は,9,276,184円から6,506,184円に減額となった.

  9. 各支部からの報告

  10. その他
  11. (1)男女共同参画学協会連絡会からのアンケート協力要請について
    林田理事から,気象学会が男女共同参画学協会連絡会の加盟学会でないため,当 問題のような重要な事項についての会員への周知や支援等が十分でないとの指摘 があり,加盟するべきではないか,また当調査に対し理事長名で会員への呼びか けを行ってはどうかとの提案があった.これに対し理事長から,アンケート実施 前に協力学会名の掲載について相談したが実現しなかったこと,また連絡会への 加盟に関しては,加盟による義務と恩恵とを勘案して検討する必要があるとの説 明があった.会員への呼びかけについてはすぐに対応することとなった.

    (2)IAMAS関連の動向について
    中島理事から,IAMAS関連で実施した若手研究者の動向に係る調査について,サ ンプルに偏りがあることから,気象分野だけでもやり直したいとの報告があった. また日本学術会議からG8関連で要請されている地球温暖化に係る検討について, 提言に向け作成中の草稿に対するレビューの要請が,1月以降に地球惑星科学連 合に降りてくる予定なので,気象学会も積極的に関与すべきとのコメントがあっ た.更に,2008年の北海道サミットに関連して「環境賢人会議」の計画があり, 北海道大学がスポンサーとなっているが,気象学会に対しても何らかの動員があ るのではないかとのコメントもあった.

  平成19年11月7日
   社団法人日本気象学会

     議 長 新野 宏
     署名人 板東恭子
     署名人 多田英夫





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