「天気」原稿執筆要領

  1. 用紙とレイアウト
  2. 原稿の長さ
  3. 構成
  4. 表記
  5. 参考文献
  6. 図表

1. 用紙とレイアウト

  1. ワープロの場合:A4白紙(縦)に横書きで1ページに24字×44行で印刷する.マージンは,左右50mm以上,上下30mm 以上とし,ページ番号をつける.
  2. 手書きの場合:横書き原稿用紙(400字あるいは500字詰)を使用する.なお英文要旨と英文による図表の説明文をつける場合,これらについては手書きは不可とする.

2.原稿の長さ

原稿の長さは原則として,図表も含めた印刷ページ(印刷1ページは約2000字)で以下の通りとする.

  • 論文:12ページ以内
  • 短報:6ページ以内
  • 解説:20ページ以内
  • シンポジウム,研究会報告,最近の学術動向,天気の教室,気象談話室,海外だより,情報の広場,気象業務の窓:6ページ以内
  • 調査ノート:4ページ以内
  • 新用語解説,質疑応答,本だな,会員の広場:2ページ以内
  • 情報File:1ページ以内

3. 構成

  1. 第1表に示す構成とする.
  2. 論文などの和文要旨は400字以内とする。論文・短報・解説に英文要旨をつける場合,300語以内とする。
  3. 節番号は「3.」,「3.1」,「3.1.1」とする.文中で箇条書きが必要な場合には,① ② などとする.
  4. 付録中の節番号は「A.1」「A.1.1」のようにする.付録が2つ以上ある場合は「付録A」「付録B」・・・として区別する.
  5. 脚注はなるべく用いない.

第1表: 各原稿の様式

○:必要,※:記載事項があれば必要,△:任意,-:なし
論文短報解説その他
和文表題
著者名,所属機関名
責任著者の電子メールアドレス
要旨
英文の著者名
英文表題
英文の所属機関名・住所
英文要旨
本文
謝辞
略語一覧
参考文献
付録
図表の説明文

本だな,質疑応答,その他ごく短い記事については,より簡易な形式も可. 本だな,および情報ファイル等の連絡記事には「内容分類番号」「キーワード」は不要.

4. 表記

4.1著者名・所属機関名の表記

所属は郵便物が確実に届く程度のもの(大学の場合は学部程度)を書く.役職名はつけない. 著者と所属の対応関係を,*や**を用いて表記する.具体的な書き方は最近号の例を参照のこと.

4.2 内容分類番号,キーワード

内容分類番号は,別表の中から該当するもの1件以上を選び,その番号を記する.キーワードは記事の内容に相応しい任意の語を1つ以上, カッコに入れて記載する.  記載例:104; 105; 7(集中豪雨;二つ玉低気圧)

4.3 文中の表記

「天気」の読者にはいろいろな分野の人がいることを考え,特定の分野や業種内でのみ通用する言葉の使用は控えるものとし,止むを得ず使う場合は説明をつけることを原則とする。ただし,学会誌としての簡潔さを損なわないよう適宜配慮する. 以下に指針を示すが,原稿の性格などによっては柔軟に対応する.

  1. 気象用語は気象学会「オンライン気象学用語集」や「文部省学術用語集 気象学編」を参考とする.外国語を使う場合は,日本語としての用例が少ないものを除き,カナ書きにする(ハリケーン,フェーンなど).外国語のカナ表記の指針は特に定めないが,当該記事の中で表記がばらつかないようにする.
  2. 外国の人名・地名は,社会的知名度の高いものはカナ書きとする(ニュートン,ロンドン,ロッキー山脈など).それ以外は状況に応じて原語を併記し,あるいは原語表記にすることができる.
  3. 数字は算用数字を使うが,「数百」「十数回」「三角形」のような熟語的なものは例外とする。年号は原則として西暦を用いる。時刻は24時間制とし,必要に応じて日本時間(JST)と世界時(UTC)の区別を明記する。経緯度は「北緯30度」「30oN」のどちらでも良い.
  4. 単位はSI単位系による(「オンライン気象学用語集」の別表参照).止むを得ず他の単位を使う場合はSI系への換算式を示す.
  5. 国内の機関名は省略せず完全形を記する.ただし,簡潔さを要する報告記事の場合などは,誤解を生じない範囲で略称を使用できる(「東大海洋研」など).
  6. 略語を使う場合には,初出時に完全形を書くか,本文の末尾に略語表をつける.機関名やプロジェクト名の略称についても同様である。
  7. 句読点は誌上では「,」「.」と印刷されるが,原稿は「、」「。」でもよい.

4.4 数式

数式は上下に1行ずつあけて明瞭に書き,引用するときのために右端に(1),(39)などのように原稿全体にわたっての通し番号をつける.付録中の式は(A1)のように,本文とは別の通し番号をつける.

5. 参考文献

5.1 文中での引用方法

  1. 著者が2人以下の場合には全員の姓を書き,発表年を記する。
  2. 著者が3人以上の場合は第1著者に「ほか」(和文論文)または「et al.」(欧文論文)をつけ,発表年を記する。
  3. これにより,同じ表記になる文献が複数ある場合には,発表年にアルファベットをつけ,岡田(1972a), 岡田(1972b)のようにして区別する.
■記載例:
…解析の結果(松野 1970; Klemp et al. 1981a, b;二宮・秋山 1991)は….
…は浅井ほか(1981a)や Kraus and Businger(1994)が調べている.

5.2 参考文献欄の記載順

和文・欧文の区別なく第1著者名のアルファベット順に並べる.同じ第1著者の文献が複数ある場合には,

  1. 著者が1人のものを年代順に並べ,
  2. 次に著者が2人のものを第2著者のアルファベット順に並べ,
  3. 次に著者が3人以上のものを,著者数に関係なく年代順に並べる.

5.3 各文献の記載方法

  1. 雑誌中の文献:著者・年・表題・雑誌名・巻又は号番号・ページまたはdoiの順とする.
  • a. 表題:欧文文献の場合,冒頭と固有名詞を除いて小文字で書く.
  • b. 雑誌名:和文誌名は原則として略記しない.欧文誌の略記法については最近の本誌参照.
  • c. 巻・号とページ:
    • 巻全体の通しページがある雑誌は,巻番号(ゴシック)と通しページを書く.
    • 巻全体の通しページがない雑誌は,5(12)のように巻番号(ゴシック)に続けて,号番号を括弧で示し,号毎のページを記す.
    • 号番号だけで巻番号のない雑誌は,括弧でくくった号番号とページを示す(以下の例参照).
      ■記載例:
      Klemp, J.B., R.B. Wilhelmson and P.S. Ray, 1981:Observed and numerically
        simulated structure of a mature supercell thunderstorm.J. Atmos. Sci., 38, 1558-1580.
      松野太郎, 1970:重力波と地衡風運動.天気, 17, 349-352.
      二宮洸三,秋山孝子,1991:梅雨前線帯のcloud cluster.気象研究ノート, (172), 135-209.
  1. 単行本の引用:著者・発行年・書名・出版所・引用ページあるいは総ページの順とする.書名中の主要単語は先頭を大文字にする.
    ■記載例:
    浅井冨雄,武田喬男,木村龍治,1981:雲や降水を伴う大気.大気科学講座2,
      東京大学出版会,249pp.
    Kraus, E. B. and J. A. Businger, 1994:Atmosphere-Ocean Interaction(2nd ed.) .
      Oxford Univ. Press, 362pp.
  2. 共同執筆書の一部引用:著者・発行年・表題・編集者名・書名・出版所・引用ページの順とする.表題・書名の書き方は上記1, 2と同様にする.
    ■記載例:
    木田秀次, 1998:地球を巡る大気の流れ.日本気象学会編: 新教養の気象学,朝倉書店,61-72.
    Defant, F., 1951: Local winds. Malone, T. F., ed.: Compendium of Meteorology.
      Amer. Meteor. Soc., 655-672.
  3. Webページの引用:著者・年・表題またはサイト名・URL, 最終閲覧日とする.
    ■記載例:
    気象庁, 2007: 気象観測統計の解説.
    http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/kaisetu/index.html (2008.10.29閲覧).
    なお,Webページの内容を引用せずその存在だけを提示する場合には,本文中に直接URLを記載してもよい(脚注の使用は避ける).

6. 図表

  1. 図は電子ファイルまたはA4判用紙に描き,図番号をつける。
  2. 線の太さや文字の大きさは,印刷時に縮小されても見づらくないよう十分注意する.また,カラーの図を白黒印刷する場合,トーンが明確に判別できるよう注意する.これらは,投稿前にプリントアウトして確認することが望ましい.
  3. 図の掲載時の横幅は,2段組の片段の場合67mm,1.5段の場合106mm,2段にわたる場合は145mm の3通りである。図毎に印刷時の大きさを指定する.
  4. 図表の番号は第1図,第2表などとする.1つの番号の図表に何種類もの図表が含まれている場合はa),b),・・・として区別する.このとき,本文中では「第1図aによると」のように引用する.付録中の図表の番号は「第A1図」などとする.
  5. 引用する図表が出てくる本文の該当箇所の右横欄外に「第1図挿入」などと朱書する.
  6. 図表の説明文はまとめて本文の末尾に付ける. 論文・短報・解説については,図表の説明文を英文とすることができる.この場合,図表の番号はFig.1,Table 2などとするが,本文中での引用時には第1図,第2表などとし,図表の説明を本文中でも行って,本文を読むだけで意味が理解できるようにする.