大山勝通名誉会員のご逝去について

(社)日本気象学会

 台風の力学的研究発展の基礎を築き、同功績により、1972年度の日本気象学会賞を受賞された大山勝通名誉会員(79歳)におかれましては、平成18年12月19日(火)にご逝去されました。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 大山名誉会員は、中央気象台(現気象庁)勤務の後に渡米され、ニューヨーク大学(教授)、米国国立大気研究センター(NCAR)、米国ハリケーン調査研究所(NHRL)において、熱帯低気圧発生の数値的理論的研究及び熱帯低気圧発生に関わるCISK(第二種条件付不安定)の概念確立等の先導的な研究を遂行されました。

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