弓本 桂也

想像する面白さ、創造する楽しさ

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弓本 桂也


九州大学
応用力学研究所 准教授

Q. 学部・大学院での専門

気象学、大気環境科学/ 博士(工学・九州大学)

Q. 過去の研究履歴(略歴など)

ハーバード大学 大気化学モデリンググループ 訪問研究員
気象庁気象研究所 台風研究部、環境・応用気象研究部 研究官、主任研究官

Q. 現在の専門分野(仕事の内容)

化学輸送モデルによるシミュレーション(光化学オキシダントやPM2.5)とデータ同化を用いた研究をメインに行なっています。

Q. この分野に入ったきっかけ

進路を決めかねていた時になんとなく参加した国立環境研究所のインターンシップ。そこからは一直線です。

Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ

観測やシミュレーション結果から現象の全体像を想像する面白さ、自分のアイディアを元にモデルやシステムを創造する楽しさ。ストーリーがバシッと決まったときの快感と、自分が作ったシステムやデータが世の中へ飛び出していくときの喜びは忘れられません。

Q. これまで研究(仕事)をしていて辛かったこと(解決策なども)

研究が思うように進まない時。煮詰まってしまったと感じたら、一度棚上げして他の課題に取り組みます。しばらくして「ああ、そうだったのか!」と思うことが多々あります。最近は雑務に追われてなかなか研究にまとまった時間を割けないことも悩みかもしれません。

Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味

単身赴任時代はジョギングや音楽鑑賞、娘が出来てからは一緒に歌ったり、絵本を読むこと。

Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス

妻も同業者なので、生活がお互いのストレスにならないように、家事や子育てを分担するようにしています。プライベートがうまく回っていないと研究もうまく進まないので。

Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ

安定性や将来性が気になるかもしれませんが、頭でもんもんと考えるのでなく、まず行動を起こしてみることを勧めます。まずはいろいろな人の話を聞いてみることから。

Q. 民間経験・海外経験

アメリカの大学に行っていた時に感じたことは、ゼミやセミナーを含め議論に多くの時間を割くこと。学生同士でも。