夏季大学2015

第49回夏季大学
テーマ:地球温暖化入門

日時:2015年8月1日(土)~2日(日)
場所:気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4) [アクセス]
定員:100名程度
参加費用:一般5000円 学生3000円 ※銀行振り込みになります。詳細は申し込み後にメールで連絡致します。


講義内容と時間割

地球温暖化が顕在化し始めた今日、その中で暮らす私たちが地球温暖化現象を正しく理解するには、見かけ上複雑な気候変動の背後にある気候システムの本質的な理解が必要です。今回の夏季大学では、理論・観測・数値シミュレーションにより明らかとなってきた、地球温暖化のメカニズムや将来の気候変化予測など幅広い内容について、専門家の皆様から講義を行っていただきます。今回の夏季大学は『地球温暖化~そのメカニズムと不確実性~』に基づいた話となります。

■ 8月1日(土)

09:40~09:45 開講挨拶

09:45~10:00 講師と夏季大学の概要紹介

10:00~11:00 観測データからみた地球温暖化 藤部文昭(首都大学東京)

11:00~12:00 地球温暖化の仕組み 中島映至(宇宙航空研究開発機構)

13:30~14:30 地球温暖化予測研究の現状と課題 渡部雅浩(東京大学大気海洋研究所)

14:30~15:30 日本の温暖化と地域社会の適応を考える 木村富士男(筑波大計算科学研究センター)

■ 8月2日(日)

10:00~11:00 地球表層の温室効果ガス動態とその変化 伊藤昭彦(国立環境研究所)

11:00~12:00 海洋と地球温暖化 鈴木立郎(海洋研究開発機構)

13:30~14:30 気候変動と水資源マネジメント 沖大幹(東京大学生産技術研究所)

14:30~15:30 長い時間スケールの気候変化 吉森正和(北海道大学)


■ 夏季大学のテーマ(第40回以降)
第55回 2021年8月21・22日 海洋と日本の気象・気候~観測から予測まで~
第54回 2020年8月22・23日 雲の科学
第53回 2019年8月3・4日 降雪・積雪予測と雪氷防災の最前線
第52回 2018年8月4・5日 浸水・洪水予測と気象防災の最前線
第51回 2017年7月29・30日 新世代の衛星が切り開く新しい気象の世界
第50回 2016年7月30・31日 エルニーニョ現象と異常気象
第49回 2015年8月1・2日 地球温暖化入門
第48回 2014年8月2・3日 ザ・竜巻
第47回 2013年7月27・28日 台風学の最前線
第46回 2012年8月5・6日 北極温暖化と異常気象
第45回 2011年8月6・7日 気象観測技術の最前線(2)
第44回 2010年8月7・8日 気象観測技術の最前線
第43回 2009年8月1・2日 顕著現象の解析
第42回 2008年8月2・3日 気象のシミュレーションⅢ
第41回 2007年8月4・5日 気象のシミュレーションⅡ
第40回 2006年8月5・6日 気象のシミュレーション
過去の夏季大学 開催一覧(PDF)