公開気象講演会2009

2009年公開気象講演会『数値予報の過去・現在・未来~数値予報現業運用開始50周年記念~』
日時: 2009年5月31日(日)13:30~17:00
場所: つくば国際会議場 大会議室101(大会A会場)
主催: 日本気象学会 教育と普及委員会
後援: 一般社団法人 日本気象予報士会
参加費: 無料

日本における数値天気予報の現業運用は、2009年に開始から50周年を迎えることから、日本気象学会2009年度春季大会の開催に合わせて、「数値予報の過去・現在・未来」と題して一般の方々に向けた公開講演会を開催します。日本における数値予報の現業運用は、気象庁が当時最新鋭の電子計算機IBM704を導入し、1959年6月に開始しました。以来、数値予報はめざましい進化を続けて天気予報に欠かせない技術となり、今後も更なる発展が期待されます。今回の公開講演会では、数値予報に関わりの深い方々から、数値予報の歴史と最新の技術、そして今後の数値予報への期待について、一般の方々にもわかりやすい内容でお話ししていただきます。

1.数値予報の歴史  新田 尚 (元気象庁長官)
2.最新の数値予報  小泉 耕 (気象庁数値予報課数値予報班長)
3.今後の数値予報への期待  木本 昌秀 (東京大学気候システム研究センター教授)


□ 過去の公開気象講演会

2021年 「命を守る身近な気象情報」
2019年 「新元号を迎えて~平成の30年間を振り返り、新時代の気象災害に備える~」
2018年 「台風の強度~台風災害の軽減に向けた航空機観測~」
2017年 「「大雨災害」に備える」
2016年 「台風災害 ~台風列島でどう生き延びるのか?~」
2015年 「気象情報のビッグデータ時代の幕開け」
2014年 「局地風の世界」
2013年 「将来の再生可能エネルギーと気象」
2012年 「地球温暖化問題における科学者の社会的役割」
2011年 「航空安全のための気象学」
2010年 「防災情報の活かし方を考える」
2009年 「数値予報の過去・現在・未来~数値予報現業運用開始50周年記念~」
2008年 「地球温暖化とその対策 ~ノーベル平和賞と横浜市~」
2007年 「災害をもたらす気象~大雨・竜巻・台風~」