気象研究ノート第213号「次世代へ伝えたいこと -あのひとからの助言」

日本気象学会創立125周年特別号 第1部

日本気象学会の創立125周年を記念して、気象研究ノート編集委員会では特別号第1部を2007年5月11日に発刊しました。

この特別号第1部では、気象学会会員のベテランの方々から「次世代に伝えたいこと」というテーマでご執筆いただきました。気象学会は研究者、教育関係者、気象庁職員、気象事業者、アマチュア気象愛好家など様々な立場の会員から構成されており、様々な方からユニークな原稿が集まりました。エッセイ風のものが多いのですが、専門的な研究報告もあります。あの研究・研究計画がどのように進められていったのか、後進の者に役に立つ情報もあります。先輩方の叱咤激励が聞こえてくるような辛口コメントや苦言・提言もあります。当特別号は非常にバラエティに富んだ良質なアンソロジーとなっています。

当号は通常号と異なり章立てをしていません。どこからお読みになっても楽しめる内容になっています。先輩方が多く執筆しておられ、ある寄稿者の言葉を借りると「同窓会」のような雰囲気にもなっています。多くを読んでいただけると、あの人がここにもあそこにも出てきたり、同じことがいろいろ人からの視点で見ることができますので、多くをお読みになることをお勧めいたします。

特別号第2部では日本が世界に誇る研究プロジェクト・気象事業について刊行予定です。ご期待ください。

終わりに、お忙しい中ご寄稿いただいた先輩方には心より御礼申し上げます。

【編集】気象研究ノート編集委員会
160ページ、2007年5月11日発行
【価格】会員:2,100円、会員外:3,000円
(気象研究ノート編集委員会)