非伝統的な観測を用いた予報検証チャレンジ

予測の検証は、基本的な気象変数の従来のメトリックを超えて進化し、予測の質を評価するために多くの新しいデータソースを利用しています。例えば、気象関連の被害やその他の社会的影響に関するデータ、ソーシャルメディア、スマートフォンからの写真やその他のデータ、およびエネルギー生産量や作物の収穫量などのユーザーに関連する変数はすべて、予測や警告の評価に使用できます。この追加の証拠により、人々は予測を意思決定に使用するための大きな確証を得ることができます。

新しいソースと観測のタイプを使用した検証アプローチの開発を促進するために、「予測検証研究に関する世界気象機関共同ワーキンググループ（JWGFVR）」は、非伝統的な観測を利用する新しい予測検証アプローチを開発および実証するための課題（競争）を実施しています。新しいスコアと視覚化が推奨されます。新しいアプローチは、WWRPハイインパクト気象、季節内から季節予測（S2S）、および極地方予測（PPP）プロジェクトをサポートします。

JWGFVRは、関心のあるすべての研究者および実務家の参加を温かく推奨しています。第1回の新しいユーザー指向の検証指標に関する国際検証チャレンジは、11か国からのエントリーを集めました。第2回めのチャレンジの応募の締め切りは2021年4月30日です。当選者は2021年5月に発表され、2021年後半に開催される第8回国際検証手法ワークショップとして、すべての出費支払いと基調講演が行われます。

応募には https://community.wmo.int/news/2nd-international-verification-challenge または電子メールでverifchallenge  (at) bom.gov.au までご連絡ください。