極域・寒冷域研究連絡会

日時:
2017-05-25 @ 6:00 PM – 8:00 PM
2017-05-25T18:00:00+09:00
2017-05-25T20:00:00+09:00
場所:
310 会議室(センター棟 3F)(大会 C 会場)

日時:2017 年 5 月 25 日(木)(大会第 1 日)  セッション終了後~2 時間程度

場所:310 会議室(センター棟 3F)(大会 C 会場)

テーマ:マルチスケールで考える,都市における降雪・積雪

趣旨: 人口の集中する都市での大雪は,交通障害等の社会的な影響が大きく,その範囲も想定外なものになることがあ ります.2016 年 11 月には東京都心で 11 月としては観測 史上初めて積雪が観測され,12 月には札幌で 50 年ぶりに 90cm を超える積雪となり,鉄道や空港が大混乱となりま した.こうした都市部を襲う降雪現象に対しては南岸低気 圧やポーラー・ローのスケールから,平野・局地スケール に至るさまざまな降雪過程を考慮する必要があります.今 回はこのような極端な降雪・積雪現象に対して,実際に大 雪に見舞われた現業官署での対応,予測向上へ向けた新し い試み,市民参加による広域の情報収集の手法のもつ可能 性などについて 3 名の方にご講演をいただきます.関連す る内容での飛び入りの発表も歓迎します.

1「. 2016年12月の札幌市・新千歳空港での大雪について」 浅井博明(気象庁新千歳航空測候所)

2.「2016 年 12 月の北半球の大気循環とその予測可能性」 佐藤和敏(国立極地研究所)

3.「市民科学による超高密度広域雪結晶観測」 荒木健太郎(気象研究所)

問い合わせ先:大島和裕(海洋研究開発機構)