第 47 回メソ気象研究会・第 10 回気象庁数値モデル 研究会

日時:
2017-05-24 @ 1:30 PM – 5:30 PM
2017-05-24T13:30:00+09:00
2017-05-24T17:30:00+09:00
場所:
気象庁講堂
日本
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目3−4

日時:2017 年 5 月 24 日(水)(大会前日)13:30~17:30

場所:気象庁講堂(東京都千代田区大手町 1-3-4)

テーマ:「数値モデルによる積乱雲とその効果の表現」

コンビ-ナー:加藤輝之(気象研),永戸久喜(気象庁数値予報)

内容:メソ気象の事例解析では,不十分な観測データを補完するためには数値モデルによるシミュレーションが欠かせ ません.特に積雲対流にともなう降水事例の解析において は,数値モデルにおける積乱雲そのものやその効果の表現 が非常に重要です.積乱雲そのもの表現については,雲・ 降水粒子の盛衰の過程を扱う雲微物理スキームが数値モデ ルに導入され,水平解像度が 100~500m になれば可能と言 われていますが,積雲対流の特性を支配する様々なスケー ルの現象を全て表現可能かどうかや,雲微物理スキームや 解像度の依存性など,幾つかの検討すべき課題があります. 一方,個々の積乱雲を表現できない,概ね 5km 以上の水平 解像度の数値モデルでは,積雲対流の効果をパラメタライ ズしたスキーム(積雲対流スキーム)が用いられています. 気候モデルや季節予報モデルはもとより,気象庁で短期・ 中期予報用に現業運用されている全球モデルやメソモデル においても積雲対流スキームが用いられており,予測精度 への影響が大きいことからその改良や高度化は重要な開発 課題の一つとなっています.積雲対流の特性を支配する 様々な現象の効果を適切に表現するためには,積雲対流に 関する様々な知見を基にそれらを適切にモデル化するため の取り組みが必要です.今回のメソ気象研究会では,気象 庁数値モデル研究会との共催で,高解像度数値モデルにお ける積乱雲や降水の振る舞いに加えて,積雲対流のパラメ タリゼーションに対する取り組みについて講演を行ってい ただき,積乱雲やその効果の表現に関する双方の現状と課 題を共有し,それぞれの知見をどのようにして互いの課題 解決に活かしていくべきかを議論したいと考えております. 観測による知見をお持ちの方も含めて,多くの方々のご参 加と活発な議論をお願いいたします.

プログラム:
13:30-13:40 開会挨拶・趣旨説明

13:40-14:10「対流活動における大気成層の構造変化・上昇流に対する数値モデルの水平解像度の影響」 加藤輝之(気象研)

14:10-14:40「積雲対流の発達と環境の安定度・水蒸気量と の関係」竹見哲也(京大防災研)

14:40-15:10「超高解像度全球雲解像実験からわかる対流の統計的性質」 富田浩文(理研計算科学)

休憩

15:30-16:10「積雲対流パラメタリゼーションの概要と気象庁現業メソモデルの積雲対流スキーム」 松林健吾(気象庁数値予報)

16:10-16:35「気象庁現業全球モデルの積雲対流スキーム」 氏家将志(気象庁数値予報)

16:35-17:00「気象研究所地球システムモデルの積雲対流ス キーム」吉村裕正(気象研)

17:00-17:30 総合討論

世話人:坪木和久(名大宇地研),加藤輝之(気象研),小 倉義光(東大大気海洋研)

連絡先:加藤輝之(気象研) 

注意事項:講堂でのご飲食はご遠慮ください.トイレは1F をご利用ください(名札を提示されるとゲートを通しても らえます).