JpGU-AGU 2020: ダストセッション

日時:
2020-07-15 @ 9:00 AM – 9:45 AM
2020-07-15T09:00:00+09:00
2020-07-15T09:45:00+09:00
場所:
Virtual meeting
お問い合わせ:
日本気象学会、日本地球化学会、日本大気化学会

※7月15日にオンライン開催されます。オンライン大会用のプログラムの公開は7月3日が予定されています.

JpGU-AGU joint 2020年大会の要旨の投稿が始まっております。
昨年に引き続き、今年も「ダスト」に関するセッションを開催します。これは日本気象学会、日本地球化学会、日本大気化学会の共催セッションです。

ダスト現象の理解を軸に「気象・気候」「地球化学」「人間活動」「乾燥地」「惑星」の分野を横断的に繋げていくことが目的です。
是非ご発表・ご参加ご検討頂けると幸いです。

セッションタイトル:ダスト
セッションID:M-IS06
分類:M 領域外・複数領域
セッション小記号:IS ジョイント
http://www.jpgu.org/meeting_j2020/sessionlist_jp/detail/M-IS06.html
言語:英語
日程:7月15日(水)
 口頭発表  :午前第1・2セッション
 ポスター発表:午後第3セッション(コアタイム)
http://www.jpgu.org/meeting_j2020/files/session_schedule_1202_j.pdf

[内容]
鉱物性ダストは強風により、地表面から発生し、地球内を長距離輸送する。その過程で、雲の形成や太陽放射の吸収・散乱により気象・気候変化をもたらす。また、海洋に沈着すると、植物プランクトンに栄養塩を供給し光合成を促進させ、雪氷に沈着するとアルベドの変化をもたらす。日本など東アジア地域では、黄砂現象として知られている。この黄砂現象を理解するためには、幅広い分野の融合が必要である。
 発生過程では、乾燥域の地表面条件によってダスト発生量が大きく変化し、その条件を決めるためには、土壌や地形、植生、降水、砂漠、土壌劣化といった分野を扱う。輸送過程では、気象や大気エアロゾル、放射といった分野を扱う。沈着過程では、海洋、雪氷、人や家畜への健康といった分野を扱う。乾燥化や植生の変化は、国の政策や家畜の管理、人口増加といった社会科学的側面も有する。また、ダストや砂丘は地球だけでなく、火星・土星などの他の惑星にも共通する現象である。このように、一つ分野だけでは、ダスト現象を理解することはできず、本セッションを通して、多くの分野の研究者が議論し、情報共有を行うことが重要であり、研究者の交流を進める。

[コンビーナ]石塚 正秀(香川大学)、黒崎 泰典(鳥取大学)、関山 剛(気象庁気象研究所)、長島 佳菜(海洋研究開発機構)
共催:日本気象学会、日本地球化学会、日本大気化学会

スケジュール:
予稿投稿期間:1月 7日(火)〜2月18日(火)
早期投稿締切:2月 4日(火) 23:59
最終締め切り:2月18日(火) 17:00

参加登録受付期間:1月7日(火)〜5月28日(木)
早期事前参加登録締切:5月8日(金) 23:59
※早期登録締切後も,事前登録は通常料金にてオンラインで随時行えます.

◎投稿料
早期投稿料 ¥3,000(税込¥3,300)/1件
通常投稿料 ¥4,000(税込¥4,400)/1件