松本誠一名誉会員のご逝去について

松本誠一名誉会員のご逝去について

 

(公社)日本気象学会理事会

 

日本気象学会名誉会員の松本誠一先生におかれましては,2019年1月28日に96歳でご逝去されました.

松本先生は,気象庁において,日本の総観規模及びメソスケールじょう乱を対象とする研究を推進され,1960-1970年代における北陸豪雪,梅雨末期豪雨等観測プロジェクトの実施と,その観測成果に基づく先導的業績をあげられました.

1969年には「降雪に伴う中規模じょう乱に関する研究」により日本気象学会賞を受賞され, 2001年には「日本の総観規模及びメソスケールじょう乱の研究の業績」で日本気象学会名誉会員に推挙されました.さらに, 2008年には「日本おける豪雪・豪雨等のメソ気象学の総合的研究の推進」により日本気象学会藤原賞を受賞されました.

日本気象学会理事会は,謹んで会員の皆様にお知らせすると共に,先生のご功績を偲び心からご冥福をお祈り申し上げます.